宮城子ども会育成会(MKR)のガチ構造改革(その4)

毎月このシリーズを発信しています。「聞いてなかった、見てなかった」は禁句と致しますので、よろしくご拝読下さい。
8月23日(水)小島キャプテンと武事務局長が第四回改革会議に臨みました。会場は毎回利用させていただいている落合駅から徒歩圏内のお食事処「大城」です。入店して間もなく仙台育英高校の敗戦がテレビに流れました。しばしその話題です。仙台中からため息が聞こえて来そうです。現に大城のおかみさんがアァーと叫んでいました。「ぼくは同じ神奈川の別の学校(桐蔭学園)出身ですから、ちょっと複雑なところも正直あります」慶応大学野球部レジェンドで元ジャイアンツの高橋由伸選手です。小島キャプテンも同様な気持ちで画面をみつめていました。

武事務局長から2024年度の収支見通しの概要がレポートされました。いよいよ改革の本丸である事業運営経費に関する議論です。でも小島キャプテンはそれを見て「改革を進めるのだから、これまでの実績の延長線上で議論するべきではないだろう」として持論を展開しました。「我々はボランティアなんだからおのずと限界があるとしてきた。特に事故などの責任には耐えきれないと発言してきた。一方でボランティアだからこそ目標を高く持ち、夢を追いかけることが大切だと今日の高校野球を見て感じた」「この西部地区には先輩たちが残してくれた大きな財産がある。子ども会活動に対する理解も他地区と比べれば格段に高く、組織率が低下しているとはいえ圧倒的に高い」「他地区の活動と比較したり、仙子連や全子連の指導を期待するのではなく、独自に新時代の子ども会の在り方を考えたい」高校野球の熱気から議論がどんどんヒートアップしていきました。「具体的な数字を積み上げるのは来年になってからにしましょう。年内は「参加したい、やってみたいと思われる子ども会活動の新しい姿」をとことん議論しましょう」
ここに錦町事務所での事務を終えた斎藤事務局員が遅れて参加してくれました。学区交流会の準備で事前に行うアンケートの案を作って持ってきてくれました。議論はそれに移ります。「回答者の負担にならぬよう4択式にしよう」「単位子ども会の自主活動を促す記述があるが、この点はしばらく封印しよう。
会長が一年交代だとすれば、前会長の頑張りは後任会長の負担になってしまう」などなど。もう一度整理しなおし、先日実施した「七夕送り」のアンケートも加えて9月早々に発信しようという事になりました。
武さんと小島キャプテンは子ども会相当年齢時に今でも記憶に残っている楽しい体験をしています。それが今のボランティア活動の原動力になっています。そんな体験を「可視化」できないかも議論しました。今の子ども達が将来「こんな体験をしたんだぞ」と提示できるような証明書です。昭和時代に夏のプール教室では「等級試験」がありました。25m泳げると二本線、50mで三本線、潜水25mで四本線更に上の等級から赤い線が黒い線に変わります。それを水泳帽に誇らしく縫い付けるのです。柔道黒帯、剣道初段みたいな扱いです。子ども会一級二級、焚火マイスター・レジェンド・・・
昭和時代と違い、今はスポーツ少年団が盛んです。それを優先して子ども会活動に参加できない子ども達も多いでしょう。でも子ども会でサッカーを教えてはいけないの?愛子キッカーズ(仮称)と愛子子ども会でサッカー交流戦は出来ないの?なんて議論もしました。優勝した慶応の監督は「せっかく全国の強豪校が甲子園に集まっているのだから、試合に出られない部員で交流戦が出来ないのだろうか」と問題提起していたようです。大賛成です。もちろん子ども会ユナイテッドの監督は小島キャプテンです(笑)