能登半島地震災害への我々からの支援の在り方
全国子ども会連合会から能登半島地震災害への義援金募集案内が来ました。
流れは次の通りです。
仙台市子ども会連合会(仙子連)ではこれを受けて傘下の連合会に取りまとめの要請を出しました。我々MKRでこれをどう展開するかが今回の要点です。
事務局の武さんと齋藤さんと少しだけ(メールで)意見交換しました。「協力しません」とは言いませんがプロセスは大切にしたいということで一致しました。単位子ども会の会長さんや連絡とりまとめの方たちに煩雑な事をお願いしたくありません。とはいえ「MKRの会計から一括XX円を拠出します」というのでは支援に対する心が全く伝わりません。また他子連では2万円を出しますと早々と予算額を表明している所もあります。さてどうしましょう。
前後してご案内しますが、MKRでは2月23日に会長会議と臨時総会を開催します。まずその時を期限としたいと思います。
この文章を書き始めてもう2週間が経過しました。どう考えても、工夫しても「現金を集める」のはとても煩雑です。次の案はあい路でボツにしました。土日次々と予定が入ってしまいました。
「問題は集め方ですが、昨年行った学区交流会の様に役員が交代で各市民センターに行くというのはどうでしょう。公共施設に募金箱などを設置するのはハードルが高いと前回レポートしましたが、募金箱をもって入り口に立つのは大丈夫かな。かなり忙しい日程になりますが、そうして汗をかくことが被災地への心の支援と思えばモチベーションが沸いてきます。2月23日までにはあと8回土日があります。やってみましょう。あとはすそ野を広げる問題です。金額の大小ではありません。
ぜひ我々が立っている場所に親子でチャリティーに来てください。」
実はそうこうしているうちにキャプテンが個人的に汗をかいて集め2万円のチャリティーの目途がたちました。全子連へは2万円をMKRからの支援金として送ります。
それに加え、一時は頓挫感に襲われた「使い捨てカイロ」作戦を再開してみましょう。方法はお任せしますが、2/23の会長会議の際に使っていないポケット使い捨てカイロを集めましょう。
大谷選手などスポーツ選手や著名人が大規模なチャリティを表明しています。これまで議論していた中で「日本はチャリティに対する意識が低い」という意見がありました。確かにキャプテンが駐在していた英国では常に町のどこかでチャリティーを募集するボランティアが立っていました。ペットボトルの様な募金箱に街ゆく人は小銭を入れていくのが普通の景色でした。我々の宮城西地区でもそんな姿が日常になるようにこれからも考えたいです。ご理解とご協力をお願いいたします。
2024年2月3日
仙台市宮城子ども会育成会 会長 小島 吉雄
事務局長の意見:災害支援は被災者のニーズをよく把握し、必要なところへ必要なものを必要な時期に届けることが大事です。残念ながら現地の子ども会にそれが可能とは思えません。現地状況を把握している県や赤十字などに義援金を送ることが適切と思っています。また、集める側としては「適切に処置した」ことの証明責任が伴います。「能登地震 義援金」で検索して調べてみましょう。(事務局長・武 修司)