ガチ構造改革提案について思うこと

宮城子連(MKR)の事務局長としては、実務的に「ガチ構造改革提案」を論じてみたいと思います。

◇昨年度の会長会議と今年5月の総会において、MKR(宮城子連)の財政がピンチであることを訴えてきましたが、会費の件はMKRの改革とセットで提案するという理由から「会費値上げ」という言葉自体が「封印」されてきました。一方の「改革」の内容は、小島キャップテンが5回にわたって「ガチ構造改革」としてホームページに投稿しましたが、改革の断片の紹介にとどまり、全体像の提示には至っていません。

◇今年の子ども会代表者が、改革の内容を会員に説明し、会費改正の了解をいただいて2月の臨時総会に臨むには、秋の学区交流会にてその全容を理解しなければなりません。2月の臨時総会で会費改正が承認されなければ、2024年度のMKR活動は必要最小限とし、活発化助成金は「なし」としなければなりません。ところが「ガチ構造改革(その5)」でようやく「全てひっくるめてわかりやすく1000円」というおぼろげな発言があっただけで、改革の中身はやはり思いつき断片の寄せ集めです。

◇子連役員の間で案を練っている間はこれでよいのですが、各子ども会への提案としては、なにも提案していないようなものです。おそらく2月の臨時総会での会費改正は困難だと思われます。
◇「構造改革」は、子連組織や子ども会が残っているなら2年後でも3年後でも、遅すぎることではないと思いますが、財政はそうはいきません。2024年度のMKRは「必要最小限機能」で存続可能ですが、それが常態化して、新しい取り組みや改革は遠のいていくと思います。下り坂を転がりだしたらなかなか止められません。改革は体力があるうちに、あるいは体力をつけながら進める必要があると思っています。

◇秋の学区交流会では「会費値上げ」の封印を解いて、会費改定150円または200円を提案しませんか。小島キャップテンの構造改革提案は、引き続きオープンの場で議論していくという前提です。安全共済会費の改定(110円⇒200円)は仙子連の計画として事務説明にとどめます。

2023/9/1 MKR事務局長 武 修司