宮城子ども会育成会(MKR)のガチ構造改革(その6)
8月にこのシリーズを2回発信して9月はありませんでした。実は新型コロナウィルスに感染してしまいました。夏風邪かなと思うくらいのほぼ無症状で、のどかイガイガ、鼻水グシュグシュでしたが発熱はありません。徐々に匂いが感じられなくなり同時に味覚もなくなりました。これが前回投稿の「どっちが大切なんだ」の時期でした。回復を信じて月末の「学区懇談会」よりサッカーの試合を優先しますよとの意思表明でした。ところが臭覚を失うと並行して鬱な気分に襲われ、平熱なのに何もやる気が起きません。残暑もありダラダラとした生活が続き「このコンディションで試合には出場できない」と判断したのが9/21でした。初志を貫徹できずに9/24の学区交流会に暗い顔をして参加しました。でも不思議なもので、皆さんと(マスクをして)意見のやりとりをしていると気分が回復していきます。でもその晩、議事録を書く元気は戻って来ませんでした。
10月1日(日)予定通り錦が丘(午前中)西市民センター(午後)の学区交流会に出席しました。月末に匂いと味が戻り久々里山の草刈りに出かけたのですが、どうやらそこでうるしにかぶれてしまった様です。腕と首に蕁麻疹が発疹して「泣きっ面に蜂」でしたが、気分はもう回復しています。最近の学説では「嗅覚とうつ病には相関関係がある可能性が高い。アルツハイマー病やパーキンソン病も嗅覚の衰えが著しい」とされ、実体験からそうだそうだと感じられました。
さて、健康が第一と実感される中での学区交流会でしたが、このまとめは別途ご報告させて頂きます。今回は懇談会終了後実施した「構造会議」の経過報告です。西市民センターの和室で行われました。余談になりますが、錦が丘はコミュニティーセンター、西市民センターは市民センターです。同じものだと思っていましたが違うんですね。詳細は別として①仙台市無料WIFIがコミセンには配置されていない。このため安全共済のネット加入デモが行えなかった②湯沸かし施設や電気ポットがコミセンには無い。このため喫茶サービスを提供出来なかった。子細な事かもしれませんが、公共の施設にはこうした違いも多々あるようです。我々は公共の組織ではなく完全な民間組織です。でも学校とか地域組織、そして助成金などで役所との連携が必須ですから、この違いを意識して構造改革を進めなくてはいけないと感じました。
午前午後のダブルヘッダー会議でいささか疲れていたのに加え、会場使用が1時間しか残っていなかったので議論は一点でした。連合会の年会費をどうするかというある意味重い議題でした。
学区交流会のアンケート回答を見て、単位子ども会でも年会費として1000円前後を徴収している事がわかりました。それに加えて町内会からの助成金もゼロから数万円と違いがある事がわかりました。連合会年会費はコミコミで1000円でどうだろうと以前発案していましたが、単位子ども会の会費と2000円では負担感が大きいと強く感じました。ならばいっそのこと連合会費は無料としたらどうかとキャプテンが言い出しました。もちろん実費がかかるイベントなどは参加費を徴収する事になりますが、ある意味受益者負担が鮮明になります。ただし簡単には行きません。先ず仙台市からの助成金を受け取るには「組織が助成金だけに頼るのではなく安定した財源(会費)などの仕組みがある事」という条件があるようです。このため現在の個人会費徴収が制度化されたみたいで、年会費によって連合会の活動を行うという考えは当時なかった様です。この部分については前述のコミセン問題につながる役所ルールを突破しなくてはなりません。そしてもう一つ仙台市子ども会連合会(仙子連)の年会費納入の問題もあります。連合会の上に連合会がある組織構造ですが、これもコミセン問題に似たような課題があるみたいです。今後良く調べて参ります。
もう一点重要な発案がありました。連合会運営を経営として考え、会費以外の収入を模索しようという事です。具体的にはスポンサーを募ったり、グッズを販売したり、また資源回収などの収益金も検討の範疇ですが、これはこれまでも何度も発案されていましたが実現していません。武事務局長は「経理とかイベントのお世話は得意だし進んで行えるが、スポンサー開拓とかの営業行為は全く経験なく自信が無い」とコメントされました。全くその通りです。キャプテンもどちらかというと人材育成とか経理の仕事を担当してきて、営業に関する経験はほとんどありません。早急に人材を募集して「新しい連合会経営」が果たして可能なのだろうかを方向付ける必要が出て来ました。でもちょっと楽しそうです。スポンサー獲得XX件、協賛金予算XX円、具体的数値目標が出ると燃える方です。鬱なんて言っておられません。そして秘密ですが就職希望は「営業職」でした。