一枚の絵

宮城子連の総会や仙子連理事会が終わりホッとして、ようやくMKRホームページに投稿する余裕ができました。

我が家の居間の壁に一枚の絵がかかっています。昔、幼い姪が我が家に遊びに来て描いていった虹の絵です。この絵を描いてほどなく肺炎で入院してそのまま幼い命を閉じました。当時のことを思うと悲しくて今でも涙が溢れます。

でも今日の投稿主旨は悲しみの話ではなく、「子どもの絵の力」についてです。
子どもの絵は「落書き」のように見られて「著作権」も認められていませんが、大人には描けない魅力にあふれています。
それは見る側(大人)の何かを刺激するものがあるらしく、経験を蓄積した人ほど(つまりは高齢になるほど)子どもの絵に感動するようです。←この主張は私の持論であり、立証されたものではありません。

むかし(そして今でも)こんなことを考えました。
子どもが描いた絵の力を活用する企画はどんなものが考えられるだろうか?
・我が子(私には子どもがいませんが)の落書きや絵日記が残っていたら、どんな効果が生じるだろう?
・地域のこどもの遊び描きの絵を集めて展示したら、どんな人たちが見に来るだろう?
・こどもの遊び描き絵に別の子どもがストーリーをつけてみたらどんな物語が生まれるだろう?
・小学校で描いた絵、その後どうなったのだろう。自分の家に埋もれ失われてしまうのはもったいなくはないか?
・絵をアニメーションさせたら描いた子は大喜びしそう。そんなアプリがあったような。
・・・
いつか、子どもの描いた絵(遊び描き)の力を生かす企画を提案したいと密かに思っています。

2022/5/26 MKR事務局長 武 修司