2月を大切に

<2月を大切に MKR会長(キャプテン)小島𠮷雄>

 毎年過ぎ去って思うことですが2月はあっという間に過ぎていきます。1月と比べれば3日も少ないのですから当然といえばそうです。
受験、期末試験、決算準備、隠居の身には確定申告もあり、どんどん時間が経過していきます。4月からXX営業所勤務だなんて人事異動が発令されるのもこの頃です。

 今年は都市伝説に反して仙台西部地区では積雪が多いです。関東でも積雪がありましたから全国的なのかもしれませんが、生活している立場からすると他所のことはどうでも良いです。ともかくお正月から毎日毎日雪かき、雪下ろしをしているうちに2月を迎えることになりました。今年は除雪車のオペレーターが慣れていないのか、車がすれ違う車幅が確保されていないので、新聞配達の方がご苦労されています。それでも目覚める6時台、夕刻晩酌を始める時刻にはまだ明るくなってきました。雪を見たい方は2月12日(土)の「ほっこり作並」雪灯籠イベントにご参加下さい。

 2月23日に育成会長会議を予定していましたが、新型コロナの感染拡大により対面会議は中止しました。資料配布と活動活性化助成金の支払いを時間を制限して行うことにしました。ご理解とご協力をお願い致します。
 昨年4月に連合会長に就任してから一度も全体会議を行っていません。市民祭りなど関連イベントも、のきなみ中止になっていますが、そうした環境下で組織の継続を考えるべきだとも思考し始めました。

 その一つは広報活動の拡大です。2月には「子ども会に入ろう」というチラシを学校経由で新年度1年生に配布します。私は連合会副会長を6年担当していましたが、学校経由でチラシが毎年配布されるのは「当たり前」だと思っていました。ところが違ったのです。我々宮城子ども会育成会連合会(MKR)以外では行われていませんでした。なぜ?って訳を聞いて驚きました。子ども会育成会は法人格を持たない任意団体なので、チラシなどをむやみに配布できない、個人情報保護法により新一年生の名前は教えられない、中には子ども会?という学校もあると聞き愕然としました。私にとって当たり前だったのは阿達元会長、武前会長が学校訪問を重ねて築いてこられた信頼関係の足跡だったのです。仙台市子ども会連合会でこの課題に挑戦しました。もちろん発起人は副会長の武さんです。そこに理解ある校長先生のアドバイスがあり、もうすぐ仙台の全小学校にチラシが配布されます。


 もう一つ、毎年発行してきた「宮城子連たより」をモデルチェンジしました。あまり詳しく書くとネタバレしてしまうので差し控えますが、ぜひ楽しみにしてください。これも広くご理解をいただく目的で町内会にも配布させていただいてます。このプロセスも前述と同様のものでした。
 ホームページの活用拡大も目標として掲げ、私自身情報発信を心掛けました。ただもともと情報系企業に勤務していた私が掲げた目標とアクセス実績の乖離は甚だしく、自身は少し落ち込んでいます。ただし「新たな情報交換のチャネルが出来た」「3000件近いアクセスがある」「HPで募集した企画に応募者がいる」等々事務局は前向きな評価をしています。なので落ち込まずにこの文章を書いてます(笑)

 ワーケーション、在宅勤務などのコロナ禍の働き方の変化から、ポツリポツリと西地区に新築家屋が建ち移住する人も現れた様です。神奈川、千葉、八ヶ岳などではこのトレンドの上昇カーブはすごいと聞きました。
 まだ明確な方向性をお示しすることはできませんが、時代の変化に対応するということは大切な事でありボトムアップではなくトップダウンで判断すべきと自覚しています。

 振り返れば時代の変化に対応できていなかった2年前、「学校行事はすべて中止」という夕刻の首相会見を「作並小学校廃校記念行事検討会議」の席上で聞きました。委員のお母さんの中には涙を流す方もいました。せいぜい10年のお付き合いのよそ者の私ですら胸が苦しくなりました。結局記念誌の発行だけで100年の歴史は終わってしまいました。今だったらもう少しスマートな対応が出来たでしょう。そんな事を考えながら2022年度の組織計画を考えたいと思います。

 冒頭述べた様に2月は短いので2月23日までには概要をまとめようと思います。