新しく急な階段が待っています
まず初めにMKRの事務局をご担当されてきた斎藤希さんのご主人がご永眠されたことに際し、深く哀悼の意を表させて頂きます。
子ども会であって大人の会ではありませんので、本件に深くふれるものではございません。また長期にわたるご闘病という事もありましたが、ご家族の悲しみは想像に難くありません。
昨年斎藤さんから「正規社員の道が開けたので、これまでの様にフルで事務局は難しいかもしれません」とご相談を受けていました。もちろん「全面的に受け入れます」とお返事していました。背景にあるのは子連構造改革の中での「事務の合理化」があることは言うまでもありません。イベントの日程調整、会場の確保、書類の作成や印刷・・・事務作業は多岐にわたり、さらに安全共済の加入や保険金の支払い手続きも煩雑です。そんな中で錦町にある事務局事務所に電話すれば「顔のわかる」斎藤さんが丁寧にアドバイスしてくれたことは、大変な安心感でした。
来年度の事務局をどう動かしていくかは今後さらに検討いたしますが、今取り上げた日程調整や連絡諸事項などはIT化によって事務量は激減致します。さらにペーパーレスが進めば印刷製本や記録管理からも解放されます。安全共済については100%ネット加入をすでに宣言しています。ただし掛金回収は残りますが、年に一回の仕事です。
4月からフルタイム勤務となる斎藤さんは我々MKRから離れる訳ではなく、子育て支援や地域ネットワーク強化には情熱をもっておられます。引き続きご支援を頂けるはずです。
事務の合理化といってもそのプロセスや過渡期として事務量が逆に増加することはこれまでの経験で承知しております。会員の方々のご理解とご協力、さらには臨時に学生アルバイトなどの手を借り、進むべき道にいやおうなしに現れた高い階段を一歩づつ上って参る所存です。
斎藤様のご冥福をお祈りしながら、MKRの構造改革推進を決意申し上げます。
2024年3月17日
宮城子ども会育成会連合会 会長 小島吉雄