数十年後の歴史教科書で2022年を振り返った時

2022年師走に思う・・・・数十年後の歴史教科書で2022年を振り返った時、何が見出しになるのでしょうか。
2020年は新型コロナウィルス
2021年は東京オリンピック
2022年はサッカーワールドカップ、物価高騰、値上げが続く。もちろん元首相銃撃死なども政治的には残るでしょう。

持続可能な社会構造、価値観や生活スタイルの多様化、などがクローズアップされています。
我々子ども会育成会をとりまく色々な事をこれらのキーワードに重ねて見た時にどうなるのでしょう。
学校と子ども、地域と子ども、そして子ども同士の関係は大きく変化してきていると思いますが、子ども会育成会は「変わらない事」を続けてきているように思えてなりません。実際宮城子ども会育成会連合会(MKR)を見ても、15年前と役員の顔ぶれはほぼ同じです。コロナ禍においてイベントのいくつかは廃止という事で見直されましたが、連綿と続いている事業も多く残っています。

営利を目的とする組織であれば、スクラップ&ビルド、変化の先取りなどとスローガンを掲げ、スピード感を重視して構造改革を断行します。子ども会育成会はその対極にあるような組織ですが、10年20年同じというわけには行かないでしょう。環境変化に反発している訳ではありません。情報系の会社に勤めていたキャプテンは10年前に「連絡はすべてメールにしましょう」と提案して総スカンを頂いた事を覚えていますが、今や「LINEで流して下さい」が主流になりました。
さて、子ども会育成会の組織にとって「持続可能な構造」とはどんなことなのでしょうか。「価値観や生活スタイルの多様化」に対応するのはどんなことなのでしょうか。こんな事をテーマにして議論を深めていきたいです。

役員や世話人のなり手がいない、というのは喫緊の課題です。武前会長は70歳でご勇退されましたが、私とて既に67歳です。加えて万が一の事故、新型コロナウィルスの様な世界的な疫病への対応、説明責任などボランティアとして抱えきれない物を感じています。また組織経営を見ても先細り、経営破綻なんて単語がチラチラ脳裏をかすめてしまいます。明るく楽しいはずの子ども会がこんな暗い話ではいけません。子ども達が元気に遊べるよう(勉強は学校でね)そして保護者の方たちが安心、信頼して子育てを進められるよう主役ではありませんが、外せない脇役として存在感を保っていきたいと考えます。

そこで一つ思うことがあります。子ども会連合会の年会費はいつから同じなの?会費値上げを提案することはある意味タブーでとても辛い事ですが、状況を良く分析し持続可能な組織としてバトンタッチ出来るように準備していこうと思い立ちました。来年の年次総会では「価値観や生活スタイルの多様化への対応」「持続可能な組織の在り方」「健全な組織経営を支える財務基盤の確保」について一定の方向性をご提案させて頂こうと思います。

まだまだ感染症は油断できない状況にあります。ご家族での健やかな年末年始を迎えられるようお祈り致します。

2022/12/26 MKR会長 小島 吉雄